せっかく病気になったのだから

子宮頸がんと告知されてから、治療の日々を綴ります。

傷病手当て金てなんだ!

はじめの入院のときから一番気になっていたこと。

それはお金。入院費用っていくらだろう。

1日15000円として、3日で45000円。

これ以上入院するといくらになるんだ!

 

そう心配していると、窓口で決まった金額以上払わなくてすむ「認定証」たるものがある事を、病院がくれる入院のしおりで知った。

急いで会社の事務に連絡して手続きをしてもらうことに。

 

いやいや、でも、その先どうしよう。

治療費に生活費。仕事を休んでる間は無収入で、どうしよう。

治療費に家賃、駐車場代、光熱費、携帯料金。それだけで15万円以上。三ヶ月で45万円。

とりあえずは今あるお金で支払えるけど、

治療後にすぐにフルタイムで働ける訳じゃないし。

今年は車検も家賃の更新もあるし。

再発したら、また入院しなきゃいけなくなる。

そうしたらもう、生活できない…。

もう、死ぬしかないんじゃ…って(笑)

 

社会保険から給付される、傷病手当て金のことを知ったのは、同僚のアドバイスから。

事務のお姉さんが全然こうしたことを知らなかったもんだから、私も知らされていなかったのね。

同僚が「なんにもないってことはないはずだから、聞いた方がいい❗」って言ってくれなかったら、知らないままだったかも。

 

聞いてみたら、「調べてみます。」って。。

あはは…。

結局会社なんて、誰かが病気になったって自分事ではないから、何で困るとか、不安に思うとかわからないからね。自分が学んで知っておかないといけないんだってつくづく思った。

 

入院費用って社会保険に入っていると、3日以上働けないときは、傷病手当て金というものが支給されるようです。

最大で1年半。お給料の6~7割が給付されるみたい。

休職中にお給料が出ない私にとっては大事な手続き。

 

死と向き合いながら、決して楽ではない治療を受けなきゃいけないときに、一人で色々な心配をしなきゃいけないのは本当につらい。

私は自分の心配事をひとつずつ潰していくことにした。