せっかく病気になったのだから

子宮頸がんと告知されてから、治療の日々を綴ります。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

放射線治療の準備

さてさて、面談が終わったところで 早速、検査です。 この日はCTを二回。 オシッコが溜まっているときと、そうでない時の二回撮りました。 CTの台に寝転がると、足元を不思議なもので固定されました。 なんだろう、あれは。 はじめは柔らかいビーズクッショ…

放射線治療の後遺症とは

放射線科の先生との面談日でした。 とても優しい先生で一安心。 ステージ2Bの私の状態は、 手術でギリギリとれるかな…というレベルだそうです。しかし、手術でギリギリ…だと、切除範囲が広くなって、後遺症が大きく、後の生活に支障が出るので、放射線治療…

明日よ来い

放射線治療ということで、明日は放射線の先生とお話をすることになっている。 こないだの先生との面談以来、私はとても前向きだ。 きっと、先生の「よし、頑張ろう!」のおかげだろう。 抜歯した歯はまだ痛いけど 車も売ったし、 猫も母に慣れてきたし、 ガ…

傷病手当て金てなんだ!

はじめの入院のときから一番気になっていたこと。 それはお金。入院費用っていくらだろう。 1日15000円として、3日で45000円。 これ以上入院するといくらになるんだ! そう心配していると、窓口で決まった金額以上払わなくてすむ「認定証」たるものがある事…

抜歯

放射線と抗がん剤での治療を進めることになりました。 抗がん剤を使うと、白血球が減少して免疫力が落ちるので、口の中でのトラブルを防ぐためになるべく治療をしていこうと思って、先週から通っています。 昨日の面談で、親知らずに虫歯のあることを伝えた…

東京の病院

東京の病院での初診までは不安があった。 ステージはⅡB。向こうの病院では、リンパ節から卵巣・子宮・膣の一部までをとる手術が候補で挙げられていたから、私もすっかり、もうきっと元の生活には戻れないなぁなんて覚悟していた。 けれど、東京の病院の先生…

パートナーという存在

引っ越しの3日前、彼が「一緒に東京に行こうかな」と言った。 私は少しびっくりして。でもとてもうれしかった。 このころの私は、すごく体調が悪くて、連日にわたって出血がひどかったから、一人で猫を連れて、車を運転して東京まで行くのはすごく不安だっ…

検査と不安

ガンと宣告された翌日。 血液検査を受ける。腫瘍マーカーはもちろん反応が出ている。 腎臓の数値もちょっと悪めだった。 MIRとPET検査まで1週間ほどあったから、自宅に帰れることになった。 やらなければいけないことがたくさんあった。 ●高額医療認定書を…

彼と私と子宮頸がん

「子宮頸がんだそうだよ。」 結局私は、彼にそう話した。 逆の立場だったら、言ってもらえないことはとても悲しいと思ったから。 入院には、身元引受人や保証人が必要で、両親と離れて暮らしている私には親以外の誰か近くにいる人を頼らなくてはいけない。 …

最初の入院と告知

最初の入院は、はじめに病院に行ったその日でした。 近所の婦人科で診察を受けて、出血の多さから、その足で大学病院に行くように言われました。「とにかく血を止めないと、出血多量で危ないですよ!」と先生に言われて、そのときはじめて、自分の顔色の悪さ…

病院に行った日

子宮頸がんと告知された今だから言うわけじゃないけれど その予兆というものはずいぶん前からあった。 それこそ、数年前から。おりものの量が多かったり、少し匂いがあったりして。 その頃は「なんかの病気かもしれないなぁ」とちょっと思っていて。けれど、…