せっかく病気になったのだから

子宮頸がんと告知されてから、治療の日々を綴ります。

放射線治療の後遺症とは

放射線科の先生との面談日でした。

とても優しい先生で一安心。

 

ステージ2Bの私の状態は、

手術でギリギリとれるかな…というレベルだそうです。しかし、手術でギリギリ…だと、切除範囲が広くなって、後遺症が大きく、後の生活に支障が出るので、放射線治療という判断。

放射線治療でも、治療成績は変わらないと。

もっとも、手術でとれてしまえば、それですむから、安心なのかもしれませんが。

今のところ、手術をするメリットって、卵巣が残せるってところなのかな。手術で卵巣を残せないレベルに進行したら、放射線治療の方がメリットが多そうです。

 

放射線の治療は、土日祝日を抜いた毎日。

再来週の月曜日からです。

30回、6週間で、4月中には終わる予定。

はじめは外からあてる外照射で、それは1日15分程度。最後の1週間ほどは、器具を中に入れて行う内照射を行うらしい。それは、準備とかあるから、一時間ぐらいだそうで。

痛みがないように眠っていただきます。とのことで、一安心。

抗がん剤治療は週に一回、点滴で行うとのこと。

 

放射線治療の副作用や合併症

●白血球の減少で熱が出やすくなったり

●頻尿、下痢、倦怠感

●食欲低下で、2、3キロぐらいは痩せるかも

 

放射線治療の後遺症

今の放射線治療は、随分と精度が上がっているので、かなり後遺症は軽減されるみたい。

たぶん、リンパ浮腫にもならないでしょう。とのこと。ただ、放射線を当てた所への後遺症は当然あるわけで。

 

後遺症の一番は、子どもができなくなること。

卵巣がダメになるから、閉経のようになるそうです。当然、更年期障害の症状が現れる。

私の場合は、本来の閉経はまだ先で、それが早まるのはあまり良いことではないらしいので、女性ホルモンを投与することになるそうです。

 

それから、膣内が硬くなるとのこと。放っておくと癒着をおこすので、週に一度ほど器具で開くか、パートナーがいる場合は、積極的に夜の生活をした方がいいと。

もっとも、ジェルをつかったりしないとダメなんでしょうけど

 

あとは、子宮近くの機能は多少影響があるかもと。トイレが近くなるとか、多少の血尿だとか

 

そんな説明をされました。

治療中、色々と体の変化があるけれど多くは回復するし、治療自体は痛みはないから、とにかく淡々とこなしましょう。

そんでもって、後遺症軽減の処置と検診を定期的に行って、5年たてば完治ですよ。

とのこと。